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FOOD&LIFE/10~3月は24店出店、既存店好調で売上・利益とも過去最高に

2021年05月06日 15:20 / 決算

回転寿司のスシローなどを展開するFOOD&LIFE COMPANIESが5月6日に発表した2021年9月期第2四半期決算によると、売上収益1190億4200万円(前年同期比10.1%増)、営業利益131億1400万円(59.2%増)、税引前利益124億1400万円(57.5%増)、親会社に帰属する当期利益78億1100万円(53.6%増)となった。

上半期業績としては、売上収益、各利益とも過去最高を記録した。原価率の低減などにより、当期利益率は1.8ポイント改善した。

国内スシロー・海外スシロー・新規開発事業においても新店出店を進めたことが売上増に直結した。国内スシロー既存店では、コロナ禍においても昨対売上1.7%増と前期を上回った。

国内スシロー業態は上半期は、通常型16店、都市型5店、新業態のテイクアウト専門店To Go型3店、合計24店を出店した。また、新業態の「杉玉」事業は、首都圏郊外エリアに直営店5店を出店、九州エリアでFC店を3店出店した。

居酒屋業態の杉玉について水留浩一社長CEOは、「居酒屋業態であり業績は苦戦しているが、他の居酒屋よりは善戦している。寿司というテーマの居酒屋業態であり、今は、『しばらくお酒が出せないので寿司屋になりました』というポスターを貼り、アルコールが提供できなくともフードとしての寿司を提供することで、お客様が利用されている」と現状を説明した。

グループ全体では、40店舗出店(国内34店舗(うち、FC3店舗)、海外6店舗)、4店舗退店(国内4店舗(うち、FC1店舗))したことにより、期末店舗数は、国内616店舗(うち、FC5店舗)、海外44店舗の合計660店舗となった。

通期は、売上収益2506億円(22.3%増)、営業利益173億円(43.4%増)、税引前利益163億円(54.7%増)、親会社に帰属する当期利益105億円(62.6%増)を見込んでいる。

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