アインHD/5~10月、処方せん枚数回復などで増収増益
2022年12月05日 10:50 / 決算
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アインホールディングスが12月2日に発表した2023年4月期第2四半期決算によると、売上高1712億400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益67億8400万円(17.5%増)、経常利益72億8300万円(18.9%増)、親会社に帰属する当期利益38億400万円(14.0%増)となった。
ファーマシー事業の売上高は1532億4800万円(11.9%増)、セグメント利益は107億6900万円(同2.6%増)と増収増益だった。第2四半期連結累計期間においては、既存店の処方箋枚数の回復と前期出店した店舗が堅調に推移したことにより、増収増益となった。
グループでは、医療機関等との連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握、在宅医療対応等により、患者が住み慣れた地域で安心して医療を受けることができるよう、「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能発揮に取り組んだ。
また、2月にリリースをしたアイン薬局公式アプリ「いつでもアイン薬局」を通じ、オンライン服薬指導、かかりつけ薬剤師・薬局による相談等のサービスを提供し、患者がいつでも安心して薬物治療を継続できる環境を整えた。
営業開発では、引き続き、大型薬局の積極的な出店と投資回収を重視したM&Aを出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大を行うとともに、店舗運営の効率化を推進した。同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計124店舗を出店し、8店舗を閉店、6店舗を事業譲渡したことにより、グループにおける薬局総数は1209店舗となった。
コスメ&ドラッグストア事業の売上高は、122億500万円(24.3%増)、セグメント利益は3億4900万円(前期は11億2500万円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症の影響が続いているが、オリジナルブランドの見直し、再構築を推進するとともに、自社だからこそ提供できる魅力的な売場づくりに引き続き取り組んだ。商品構成や出店基準の見直し、コスト適正化を進めた結果、増収増益となった。同期間の出店状況は、4店舗を出店、4店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は78店舗となった。
通期は、売上高3630億円(14.8%増)、営業利益200億円(32.1%増)、経常利益205億円(27.8%増)、親会社に帰属する当期利益110億円(55.1%増)を見込んでいる。
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