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J・フロントリテイリング／3～11月増収増益、アプリ販促を強化

2023年01月04日 11:12 ／ 決算

J・フロントリテイリングが2022年12月27日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上収益2569億4100万円（前年同期比8.2％増）、営業利益201億円（356.1％増）、税引前利益184億2600万円（786.3％増）、親会社に帰属する当期利益147億6200万円（302.3％増）となった。

J・フロントリテイリング

百貨店事業は、売上収益が前年同期比14.5％増の1519億3800万円、営業利益は65億900万円（前第3四半期連結累計期間は28億900万円の損失）。

SC事業は、売上収益が1.8％増の400億5700万円、営業利益は226％増の68億5800万円。

デベロッパー事業は、売上収益が前年同期比4.2％増の400億5300万円、営業利益は17.9％減の25億4900万円。

決済・金融事業の業績は、売上収益は22.4％増の97億900万円、営業利益は150.9％増の29億4000万円。

百貨店事業では大丸・松坂屋アプリを活用した顧客コミュニケーションを強化した。

リアル店舗を基軸としたコスメのメディアコマース開始、またリアル店舗の魅力化に向け、店舗特性に応じた戦略改装、新規コンテンツの導入を進めた。

また、SC事業では重点戦略に基づき、池袋PARCO、名古屋PARCOなど基幹店を中心に大規模改装を推進したほか、各店において大型プロモーションを実施し、増収増益を計上した。

「デベロッパー戦略」では、保有不動産の最大活用と不動産ポートフォリオの拡大に向け、名古屋栄地区、大阪心斎橋地区におけるエリア最大級の複合施設開発計画推進に加え、福岡天神エリアにおいて魅力的で質の高い街づくりへの貢献を進めている。

通期は、売上収益3460億円（4.4％増）、営業利益235億円（150.5％増）、税引前利益205億円（231.2％増）、親会社に帰属する当期利益160億円（270.2％増）を見込んでいる。

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