流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ツルハHD/5月期、PB開発やITシステム開発推進で増収増益

2023年06月23日 11:00 / 決算

ツルハホールディングスが6月23日に発表した2023年5月期決算によると、売上高9700億7900万円(前年同期比5.9%増)、営業利益455億7200万円(12.3%増)、経常利益456億8900万円(14.1%増)、親会社に帰属する当期利益252億5800万円(18.1%増)となった。

<ツルハドラッグ>

グループでは新中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・薬局機能の強化、プライベートブランド戦略では商品開発・売上構成比のアップ、DX戦略では顧客データの販促活用・自社決済サービス開発・ITシステム開発に取り組んだ。また、業績管理体制を整備し収益性改善・販売管理費の低減を行った。

店舗展開では、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より140店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、74店舗の閉店を実施した。この結果、期末のグループ店舗数は直営店で2589店舗となった。なお、タイ国内のグループ店舗は、2店舗の新規出店と1店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は5月15日現在で18店舗となった。

次期は、売上高1兆330億円(6.5%増)、営業利益472億円(3.6%増)、経常利益473億8700万円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益258億9800万円(2.5%増)を見込んでいる。

■ツルハの関連記事
ツルハ/オンライン診療・服薬指導・処方薬配送「SOKUYAKU」調剤全店に導入

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧