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クリエイトSD/5月期、ドラッグストアでEDLP推進し増収増益

2023年07月11日 10:40 / 決算

クリエイトSDホールディングスが7月10日に発表した2023年5月期決算によると、売上高3809億6300万円(前年同期比8.6%増)、営業利益189億1200万円(4.1%増)、経常利益194億2800万円(4.1%増)、親会社に帰属する当期利益129億2500万円(2.6%増)となった。

<クリエイトSD>

ドラッグストア事業は、EDLP(エブリデイ・ロープライス)を推進しつつ、日常生活に必要なものが一カ所で揃うワンストップショッピングや健康生活に関する日常的な相談拠点のニーズに対応するため、生鮮食品・冷凍食品の品揃え拡充、調剤薬局の併設推進に取り組み、小商圏における利便性及び専門性の向上に注力した。

新型コロナウイルス感染対策商材の需要に加えて、生活必需品を始めとしたEDLP施策が奏功した結果、売上高は前年同期・計画を上回った。調剤部門は、報酬改定の影響があったものの、調剤薬局の併設推進に取り組んだ結果、処方箋応需枚数は堅調に推移した。経費面でも、エネルギー価格高騰により水道光熱費は大幅に増加したが、可能な範囲での節電施策の徹底や、現場での人時適正化等に取り組み、計画内に収めた。

ドラッグストアの新規出店は、34店舗の出店を行った。一方で契約期間満了により3店舗の閉鎖をした。調剤薬局の新規出店は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を59店舗、調剤専門薬局を1店舗開局した一方で、契約期間満了により調剤専門薬局1店舗の閉鎖をした。

個店競争力の強化・ドラッグストア事業とのシナジー創出に向けて、既存の食品スーパー「ゆりストア」をドラッグストアと生鮮食品専門店の複合業態へ順次改装転換した。前期に引き続き既存の食品スーパー1店舗を複合業態における生鮮食品専門店へ改装転換したことに加え、神奈川県茅ケ崎市においてはドラッグストア複合の生鮮食品専門店を新規出店した。一方、経営効率化の観点から食品スーパー1店舗を閉鎖した。

次期は、売上高4041億円(6.1%増)、営業利益192億4000万円(1.7%増)、経常利益198億円(1.9%増)、親会社に帰属する当期利益130億円(0.6%増)を見込んでいる。

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