薬王堂HD/3~8月、小商圏ドミナント出店推進し増収増益
2023年10月05日 11:00 / 決算
薬王堂ホールディングスが10月5日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上高715億4200万円(前年同期比10.6%増)、営業利益32億6900万円(15.8%増)、経常利益34億5800万円(15.8%増)、親会社に帰属する当期利益22億8900万円(11.1%増)となった。
グループは、販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数及び買上点数の増加に取り組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進し、ドラッグストアを宮城県1店舗、福島県1店舗の合計2店舗を新規出店した。また、秋田県1店舗、宮城県1店舗を退店し、第2四半期連結会計期間末の店舗数は381店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局2店舗)となった。さらに、岩手県と宮城県を中心に22店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店の強化をした。
部門別にみるとヘルスでは、マスクや抗原検査キット等の新型コロナウイルス関連商品の反動減があったが、医薬品は感冒薬等が伸張し、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品等が伸張したことにより、売上高は前年同四半期並みの130億円となった。
ビューティでは、化粧品はセルフ化粧品やポイントメイク等が伸張し、トイレタリーではヘアケアやエチケット等が伸張した。その結果、売上高は7.3%増加し、96億7000万円だった。
ホームでは、日用品は家庭紙や洗剤等が伸張し、衣料品では肌着等が伸張した。バラエティ部門はペット関連商品や殺虫、園芸等が伸張した。その結果、売上高は13.4%増加し、150億6900万円となった。フードでは、食品は飲料や日配品、冷凍食品、生鮮食品等が伸張し、酒類ではビール類や酎ハイ等が伸張した。その結果、売上高は15.1%増加し、336億8500万円だった。
通期は、売上高1391億円(8.0%増)、営業利益54億円(15.9%増)、経常利益58億円(15.6%増)、親会社に帰属する当期利益37億円(14.2%増)を見込んでいる。
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