ゲンキー 決算/7~12月増収増益、EDLP戦略で客数3.3%増
2025年01月28日 13:33 / 決算
Genky DrugStoresが1月27日に発表した2025年6月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高987億5800万円(前年同期比7.4%増)、営業利益45億9600万円(4.8%増)、経常利益47億2200万円(5.1%増)、親会社に帰属する当期利益32億6800万円(5.8%増)となった。
既存店の売上高3.3%増、客数3.3%増、客単価0.0%、1点単価1.8%増、買い上げ点数1.7%減。
業態別の売上高は、「R店」826億2200万円、「大型店」159億9500万円、「その他」1億4000万円。
商品別の内訳は、「食品」687億600万円、「雑貨」120億1800万円、「化粧品」95億8500万円、「医薬品」77億2500万円、「その他」7億2200万円だった。
生鮮食品・日配品などのデイリーフーズの集客効果などで増収を計上している。
顧客の節約志向は強く、買い上げ点数は苦戦したものの、EDLPの浸透により客数が伸びている。
販管費は、0.3%減。一人当たり人件費は増加させながら、カテゴリ納品やセルフレジの随時導入(R店導入率60%)による作業軽減で総額を抑制した。
実地棚卸しの年2回から1回としたことも奏功し、販管費全体で3600万円計画を下回った。
店舗面は、R(レギュラー)店を岐阜県に4店舗、福井県に3店舗、石川県に3店舗、滋賀県に3店舗、愛知県に2店舗出店し、1店舗を改装した。
大型店を4店舗閉店。これにより、2月末における店舗数は、R店401店舗、大型店43店舗の計444店舗。
通期は、売上高2020億円(9.3%増)、営業利益100億円(10.9%増)、経常利益102億2000万円(10.3%増)、親会社に帰属する当期利益70億円(10.7%増)を見込んでいる。
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