日本空港ビルデング/4~6月の物品販売業は17.4%増の240億円
2014年07月30日 / 決算
日本空港ビルデングが7月30日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、物品販売業の売上高は240億5900万円(前年同期比17.4%増)、営業利益18億8900万円(44.2%増)となった。
国内線売店売上は、航空旅客数の増加に加え、国内線第2旅客ターミナルビル出発ゲートラウンジ内における「イセタン羽田ストア(メンズ)」の2号店の新規展開などもあり、増収となった。
国際線売店売上は、訪日外国人旅客数の増加や円安の継続に加え、購買単価や購買率の改善を図ることなどにより、ブランド品を中心に売上が増加し、前年同期を大きく上回った。
その他の売上は、3月に拡張された羽田空港国際線旅客ターミナルビルの店舗や他空港への卸売が好調に推移したことなどにより、増収となった。営業利益は免税商品を中心に価格改定や原価率の改善が進んだため、増益となった。
飲食業の売上高は41億9900万円(0.8%減)、営業損失5100万円(前期は1100万円の営業利益とった。
飲食店舗売上は、航空旅客数の増加に加え複数店舗の改廃を行った結果、増収となった。機内食売上は、顧客である外国航空会社の便数は増加したものの機材の小型化により旅客数が減少し、前年同期を下回った。
営業損益は各種コスト削減に努めたものの、羽田空港国際線拡張部への新店舗展開の要員増に伴う人件費増等により、損失を計上した。
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