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ジーユーは9月19日、台湾のショッピングセンター「ATT4FUN」に、台湾初出店となる「ジーユーATT4FUN店」をオープンした。
開店に先駆け18日、現地のマスコミ関係者、約90社150人を招き、店舗内覧会とファッションショーを開催した。
柚木社長は「台湾にはオシャレを楽しまれているお客さまが多く、GUとしてはチャンスがあると思っており、台湾にはいち早く出店したいと社員一同強く思っていた。特にATT4FUNに来られるお客さまは本当にオシャレな人が多いので、GUが台湾でデビューする最高の場所だと考えている」とあいさつした。
ファッションショーでは、現地の男女3組がジーユーの2014年秋・冬ファッションの着こなしを紹介。グル―バルブランドとして、国籍を問わず着こなせる汎用性の高さをアピールした。
売場面積は約400坪で、海外初のジーユー単独の大型店。ウィメンズ、メンズ、キッズ、アクセサリーのフルラインを展開し、常時約500型を販売する。
ビックロ新宿東口店からの取り組みを踏襲し、商品陳列をトップスとボトムスを組み合わせた「コーディネート陳列コーナー」と、トップスとボトムスを分け1品大量陳列を行う「単品量販コーナー」の2つの陳列で構成した。単品量販コーナーでは、実験的に折りたたみ陳列を多用し、店頭在庫を増やした。
ジーユーとして最新の大型店の位置づけで、日本にもない取り組みを随所に取り入れた。例えば、下半身だけで宙に浮き歩いているように見えるマネキンを初導入した。
低層什器の上部には、横に座りくつろいだ様子を表現するマネキンを初めて配置した。
服飾雑貨コーナーの壁面陳列では、ジーユーのロゴを配したキューブの上に腰かけるマネキンを投入。服飾雑貨でもマネキンによるコーディネートの提案を強化した。
ジーユーは、店舗のローコスト運営に基づき商品価格を抑える観点から、ユニクロと異なり店舗にLEDディスプレイを展開しない。そのため、ATT4FUN店では、店内の大型ヴィジュアルでのポスターの背面から照明を当てる新型ディスプレイを採用した。
大型ヴィジュアルに背面から照明をあてることにより、ヴィジュアル写真をより立体的に見せる工夫をした。
昨年から強化しているアクセサリーもアイテムを増やして展開。落ち着いた色使いと明るい色使いの2種類のアクセサリーを用意し、さまざまな着用シーンに対応する。
メンズでは、カジュアルを中心に展開。色柄を絞り込み、シンプルな装いを提案する。
メンズは、ビジネスシーンで対応できる着こなしを提案しており、ATT4FUN店でも、落ち着いた着こなしのコーディネートも提案する。
キッズでは、GALSとBOYSのディスプレイをそれぞれ展開し、キッズでもユニセックスではなく、男女別の着こなしがはっきりと分かる着こなしを提案する。
ATT4FUN店の特徴して、台湾限定のスペシャル商品コーナーを展開した。
商品はトップスもボトムスも390元から展開。1元3.3円換算で、約1290円で日本と同様に手頃な価格で、さまざまなコーディネートを楽しめる価格帯を維持。価格を気にすることなく、ファッションを自由に楽しめるブランドメッセージを商品そのもので表現した。
ATT4FUN店では、15台のフィッティングルームと18台のレジを配置。試着も会計もできるだけ待ち時間を短くすることで、快適な買物環境を目指した。
ジーユー初の試みとして、バックルームに従業員専用のパウダールームを導入した。ATT4FUN店で働くショップスタッフは、おしゃれが好きな人が多いため、身だしなみに気を付ける従業員が多いことに配慮した。パウダールームはトイレとは独立してあり、男女を問わず利用できる配置とした。
10月17日には、ユニクロのグローバル旗艦店が出店する「明曜百貨店」にジーユーも200坪で2号店を出店する。1号店、2号店の出店を皮切りに、台湾での出店を加速していく予定だ。
店舗概要
所在地:No.12,SongshouRd.,Taipei,Taiwan
総売場面積:約400坪
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