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家電通販サイト「まいど」／破産手続き開始、負債74億9000万円

2015年04月28日 ／ 経営

帝国データバンクによると、ディーケイシーと、関係会社のDMCの2社は4月27日、東京地裁へ自己破産を申請し、28日に破産手続き開始決定を受けた。

負債はディーケイシーが約65億4000万円、DMCが約9億5000万円で、2社合計で約74億9000万円。

ディーケイシーは、1998年4月に設立。自社で家庭電化製品のインターネット通販サイト「家電専門店まいど」を運営。

そのほか、楽天市場、Yahoo！ショッピング、Amazonなどでのオンライン販売を手がけ、液晶テレビ、デジタルビデオカメラなどのAV機器、デジタルオーディオ機器、空気清浄機、エアコン、パソコン、洗濯機、冷蔵庫、美容・健康機器など家電製品全般を取り扱うほか、近年はバッグなどのブランド品やゴルフ用品等の販売を開始した。

2014年3月期の年売上高は約116億円とし、2013年ヤフーベストストアAV部門で第1位、総合部門・家電部門で第2位になったなどと公表していた。

しかし、今年3月6日付で突如、各通販サイトを同日付で閉店させたことを発表。一部でポイント詐取の不正行為の疑いも指摘されるなか、その後は実質的な活動を停止していた。

DMCは、2009年3月の設立。ディーケイシーに連鎖する形で今回の措置となった。

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