そごう・西武は6月17日、地方店発のプライベートブランドの取り組みを拡大すると発表した。
3月から、地方店発の新PBブランド「リミテッドエディションエリアモード」をスタート。地場企業との協業で地域の伝統技術や産品を取り入れ、店ごとに違った開発商品を加えて展開していた。
現在、地域のお客から高い支持を得て、足元でも目標を2割上回って好調に推移している。
2015年秋冬はすでにスタートした西武池袋本店、所沢店、福井店、高槻店、筑波店、船橋店、春日部店、秋田店、そごう横浜店、神戸店、広島店、徳島店、川口店、柏店の14店に加えてそごう千葉店、大宮店でも導入する。
今回、これらの取り組みについて、経済産業省中小企業庁が推進する「ふるさと名物応援事業(小売事業者等支援事業)」の補助金交付を得た。
これを最大限に有効活用することで、ブランド自体の認知度を拡大するとともに、取引先地場企業への側面支援を行い、今まで以上に地域と一体となって地方創生に積極的に取り組む。
経済産業省中小企業庁では、地方創生施策の一環として、ふるさと名物の販路拡大をおこなう小売事業者等に対して、補助金申請を受付。地域活性に取り組むそごう・西武は、このたび「ふるさと名物応援事業補助金」の交付を受ける。
交付された補助金は、各店エリアモードの地域開発商品を集めた販売会の実施や、お客様や新規取り組み先の開拓に向けたファンサイト作成などの事業に充当するという。
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