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農水省／米の安定供給は十分確保

2011年03月16日 ／ 商品

農林水産省は3月16日、消費者へ向けて「米の安定供給の確保について」と題する緊急の農林水産大臣メッセージを発表した。
それによると、2011年産米が出回る直前の6月末の民間在庫量は、200万トン程度と見込まれ、民間在庫に加えて、政府は約100万トンの備蓄米を保有している。
これをいつでも放出する用意があり、国内には、十分なお米がある。
「消費者の皆様におかれましては、被災地への対応が喫緊を要している事情も御賢察の上、必要以上に買いだめを行わない等、冷静な消費行動をお願いしたいと考えております」としている。
現在、年間の米の需要量は、概ね810万トン程度。一方、2010年6月末の民間在庫189万トンと2010年産米の生産量824万トンを加えた全体の供給量は1013万トンで、需要量に対して十分な供給を確保している。
2010年7月から2011年6月末までの需要量見通しは811万トン。供給量から需要量を引いた2011年6月末の民間在庫見通しは202万トンになるという。

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