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モスバーガー/今年度は新店の半数を小型店に

2011年05月10日 / 店舗経営

モスバーガーを展開するモスフードサービスは、2011年度に54店舗を新規出店する。都市部、とくに過去モスバーガー店舗があった立地への再出店を強化する。
<コンパクトモス(左)、モスカフェ(右)>20110510mos.jpg
小型店舗(コンパクトモス)、カフェタイプ店舗(モスカフェ)など立地に応じた異なるタイプの店舗を出店し、幅広い潜在立地へ対応する。
新規出店では、店舗面積が66~82平方メートル(厨房含む)のコンパクトモスを全体の5割程度(26店舗程度)とする。都市部の駅前など、路面の好立地に出店しやすいタイプの店舗とフードコート等で出店するタイプの店舗を出店する。
小型店舗は、店舗面積が小さいことで初期投資や運営費が抑えられ、総投資を抑えつつ駅前の一等地への出店が可能。こうした立地は、出回る物件数が多いのもメリットだという。
FCオーナーが高齢化を迎えたなどの事情で、やむなく撤退した過去退店立地への再出店も強化する。残存する店舗のブランドイメージを利用することで、堅実な店舗展開を図る。
一方、カフェタイプの店舗は、「モスカフェ」のロゴに統一する。カフェタイプ店舗は、現在首都圏に4店舗を展開する。
2010年11月に出店した「モスカフェ西銀座店」のロゴに合わせて、改装するとともに、フラッグシップショップ的な役割も見据え、都心部を中心とした超一等地立地へ、新たに4店の出店を目指す。
新規店舗を出店するにあたっての喫煙に関する施策は、2004年より完全禁煙もしくは完全分煙での店舗作りを推進しており、今後も引き続きこの方針で対応していく予定。コンパクトモスでは、完全禁煙を標準とする。

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