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松屋/3~11月は売上高0.9%増、営業利益793.8%増

2013年01月10日 / 決算

松屋が1月10日に発表した2013年2月期第3四半期決算は、売上高513億5400万円(前年同期比0.9%増)、営業利益3億5700万円(793.8%増)、経常利益3億9300万円(386.8%増)、当期利益1億3200万円(96.4%減)となった。

百貨店業界では、一昨年の東日本大震災の影響による反動から、東京地区百貨店の売上高は、第1四半期(3月~5月)は前年実績を大きく上回ったものの、その後は一進一退を繰り返す状況が続いた。

婦人部門で、銀座店の強みであるワンピースに特化した編集ゾーンを新設したほか、6階のゴルフ・スポーツ売場の大幅な刷新や7階リビング雑貨ゾーンのさらなる強化などにも取り組み、「ファッション性」と「デザイン性」の観点から品揃えの強化を図った。

一方で、10月には、自主編集のアンテナショップ「松屋東京丸ノ内」を東京ステーションホテル内に開業するなど、新たな施策に取り組んだ。

浅草店は、店舗近隣のお客のほか、品揃え・サービス両面において東京スカイツリーの開業によって増加する観光客への対応を強化することによって、業績の向上に努めた。

通期は、売上高720億円、営業利益11億円、経常利益11億円、当期利益4億円の見通し。

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