タキヒヨー／2月期は売上高3.1％増、営業利益3.2倍

2012年03月29日／決算

タキヒヨーが3月29日に発表した2012年2月期決算は、売上高692億9700万円（前年同期比3.1％増）、営業利益20億9000万円（428.6％増）、経常利益21億6800万円（88.4％増）、当期利益8億4500万円（42.8％増）となった。

創業260周年を機に新たな全社方針として「グローバルチャレンジ～変革と前進～」を掲げ、アジア・欧米などグローバルマーケットを視野に入れた、商品企画力の強化、品質の向上、生産の安定化、海外拠点の体制整備に取り組んだ。

国内マーケットにおける得意先との取り組み強化により、販売チャネルとしてシェアを高めつつある大手通販との取引拡大した。

コーディネート提案を強化したレディースブランド「シャンブル・ド・クロワッサン」の展開、ベビーキッズ向け、靴・バッグ・傘など雑貨類の強化など、新規先の開拓や従来の発想にとらわれない商品開発を行った。

生産面では、中国の協力工場との連携強化に加え、東南アジアの工場との提携を図り、安定した生産スペースの確保と仕入コストの抑制に努めた。

来期は売上高720億円（3.9％増）、営業利益23億円（10.0％増）、経常利益23億7000万円（9.3％増）、当期利益14億円（65.6％増）の見通し。

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