流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ブックオフ/3月期は売上高3.2%増、営業利益24.9%増

2012年05月08日 / 決算

ブックオフコーポレーションが5月8日に発表した2012年3月期決算は、売上高757億1600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益34億3200万円(24.9%増)、経常利益38億300万円(20.4%増)、当期利益18億6700万円(3.2倍)となった。

ブックオフ事業の売上高520億2700万円(4.1%増)となった。グループ直営店17店、FC加盟店14店を出店した。一方、グループ直営店14店、FC加盟店17店を閉店した。

販売単価の見直しを行ったCD、DVDの売上減少が影響し、既存店売上高は前連結会計年度に比べ減少したが、新規出店やFC加盟店からの店舗譲受け、オンライン事業の売上増加に加えて、トレーディングカードの取扱店舗の拡大も寄与し、増収となった。

需給バランスを考慮した販売・買取価格の調整、在庫水準の見直しを重点施策として取り組んできたCD、DVDの粗利率は前連結会計年度に比べ上昇したが、販促施策強化に伴い書籍の粗利率が前年を下回った結果、粗利率は前連結会計年度と同水準となった。

来期は売上高800億円(5.7%増)、営業利益32億円(6.8%減)、経常利益35億円(8.0%減)、当期利益17億円(9.0%減)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧