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ブックオフ/4~12月は売上高2.1%増、営業利益49.0%増

2012年02月03日 / 決算

ブックオフコーポレーションが2月3日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高560億4500万円(前年同期比2.1%増)、営業利益20億7800万円(49.0%増)、経常利益23億4100万円(37.1%増)、当期利益10億4200万円(前期は1300万円の当期損失)となった。

ブックオフ事業の売上高は383億6400万円(3.2%増)となった。出店はグループ直営店16店、FC加盟店12店。閉店はグループ直営店11店、FC加盟店11店だった。

販売単価の見直しを行ったCD、DVDの売上減少が影響し、既存店売上高は前年同四半期に比べ減少したが、新規出店やFC加盟店からの店舗譲受け、オンライン事業の売上増加に加えて、新規商材としてのトレーディングカードの取扱店舗の拡大も寄与し、増収となった。

需給バランスを考慮した販売・買取価格の調整、在庫水準の見直しを重点施策として取り組んできたCD、DVDの粗利率は増加したが、販促施策強化に伴い書籍の粗利率が前年を下回った結果、粗利率は前期と同水準となった。

大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」と「BOOKOFF」都市型大型店をグループの中核パッケージとして出店促進を図っており、「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を5館出店した

通期は、売上高760億円(3.6%増)、営業利益34億円(23.7%増)、経常利益37億円(17.2%増)、当期利益17億円(199.2%増)の見通し。

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