グリーンフーズ/業績予想を発表、加ト吉の水産加工事業を買収
2008年09月25日 / 決算
グリーンフーズは9月22日、2009年第2四半期と通期の業績予想を発表した。前年度は川万水産の全事業の譲渡の影響を考慮し公表していなかった。
それによると、第2四半期(4月1日-9月30日)の個別売上高は72億3400万円で、営業利益は1億5100万円の赤字、経常利益は1億7900万円の赤字、当期利益は1億4200万円の赤字と利益面で大きく減損した。一方、個別の連結売上高は170億500万円(前年比0.6%減)営業利益は1億8500万円(5%減)、経常利益は8100万円(2%減)、当期利益は3000万円(前期は1億700万円の赤字)と見通している。連結については不明としている。
減益の理由は主力商品である中国からの輸入あなご・うなぎ商品が、食の安全の問題から需要の減少が生じたこと。通期では9月よりあなご商品が次第に回復し、好調な鶏卵商品も堅調に推移することを見込んでいるという。
また同日付けで、加ト吉の水産加工品事業の譲渡も発表した。譲渡は、加ト吉がいったん水産加工品事業などを新設するオーシャンローズなる新会社に譲渡し、グリーンフーズがオーシャンローズの全株式60株を譲渡される形で行われる。株式の取得額は現在算定中だが、10月-12月には譲渡契約が締結され、2009年1月1日には全株式が引き渡される予定。
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