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ファーストリテイリング/9~5月は売上高14%増、国内は4.4%増

2012年07月06日 / 決算

ファーストリテイリングが7月6日に発表した2012年8月期第3四半期決算は、売上高7435億4100万円(前年同期比14.0%増)、営業利益1193億2300万円(14.1%増)、経常利益1188億700万円(19.2%増)、当期利益725億1700万円(35.8%増)となった。

国内ユニクロ事業の売上高は5032億円(4.4%増)、営業利益は927億円(1.8%増)と増収増益となった。

ヒートテック、ウルトラライトダウン、暖パンをはじめとする冬のコア商品の販売が好調だったが、春物在庫を絞り込んだことで端境期の販売が伸び悩み、気温が低く推移したことにより夏物商品の動きは鈍かった。

スクラップ・アンド・ビルドによる店舗の大型化を進め24店を出店し、18店を閉店した結果、期末店舗数は849店(フランチャイズ店21店を含む)となった。

売上高総利益率は、綿花などの素材価格上昇の一巡と円高メリットによる原価率改善、また、春物の値引き販売の減少により、前年同期比1.5ポイント上昇した。経費削減努力を進めたが、売上高販管費比率は1.6ポイント上昇した。

通期は、売上高9295億円、営業利益1315億円、経常利益1310億円、当期利益790億円の見通し。

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