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ファーストリテイリング/9~5月は売上高22.8%増、海外71%増

2014年07月10日 / 決算

ファーストリテイリングが7月10日に発表した2014年8月期第3四半期決算は、売上高1兆880億400万円(22.8%増)、営業利益1362億9200万円(9.9%増)、経常利益1411億6300万円(0.6%減)、当期利益848億3600万円(4.1%減)となった。

国内ユニクロ事業は、売上高5694億円(5.1%増)、営業利益948億円(7.3%増)と増収増益となった。スクラップ&ビルドによる店舗の大型化で1店舗当たりの売上高が増加したこと、5月末の直営店舗数が8店増加し、増収となった。

5月末の国内ユニクロの直営店舗数は841店(フランチャイズ店21店除く)となった。売上高総利益率は1.7ポイント改善した。春夏のコア商品や新商品の販売が好調だったことから、値引き率を計画通りコントロールすることができた。

売上高販管費比率は1.3ポイント上昇した。パート・アルバイトなどの店舗人件費が増加したこと、定番商品の在庫を積み増したことによる物流費・倉庫費の増加が影響した。

海外ユニクロ事業は、売上高3277億円(71.3%増)、営業利益343億円(75.1%増)と連結売上高合計の3割を超え、計画通り大幅な増収増益となった。

特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国、欧州は、好調な既存店売上高の伸びが続いており、計画を上回る増収増益を達成した。海外ユニクロ事業全体の5月末の店舗数は、188店増の598店まで拡大した。

通期は、売上高1兆3700億円、営業利益1455億円、経常利益1495億円、当期利益780億円の見通し。

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