流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





松屋/3~5月は売上高14.6%増、営業利益59.0%増

2015年07月13日 / 決算

松屋が7月13日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高225億4100万円(前年同期比14.6%増)、営業利益8億3200万円(59.0%増)、経常利益8億3400万円(43.1%増)、当期利益5億1700万円(64.7%増)となった。

銀座店では、中期経営計画の基本方針の下、個性的な百貨店「GINZAスペシャリティストア」のさらなる進化を推進すべく、2013年9月のグランドリニューアルと2014年4月の食品ゾーンの改装による品そろえのグレードとテイストの統一を推し進め、さらなる買廻り性の向上に尽力した。

5月の「松屋銀座開店90周年祭」では、世界に誇るGINZAクオリティの松屋限定商品の展開や、90周年にちなんだ親子で参加できる90個のイベントを開催するなど、他店との差別化を図り、業績の向上と来店の促進に尽力した。

一方、円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和等によって訪日外国人が増加し、ラグジュアリーブランドや化粧品を中心に免税売上高も大きな伸びを見せた。

浅草店は、入居する商業施設「EKIMISE」との相乗効果の発揮に取り組み、施設内を買い回るお客の需要を取り込むプロモーションの強化や、隅田川の花見や三社祭などで来街するお客への積極的な商品提案をするなど、業績の向上に尽力した。

通期は、売上高910億円、営業利益29億円、経常利益29億円、当期利益17億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧