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イオン/2月の連結売上高4020億円、4.4%減

2009年04月02日 / 月次

イオンが4月2日発表した2月度の連結営業概況によると、2月の売上高は4020億円(前年同月比4.4%減)となった。

2月度は、新入学・新生活関連の品ぞろえを充実させたほか、節分やバレンタインなどの社会行事需要への対応に取り組んだ。ユーザーの節約志向が高まるなか、「がんばろう日本!とことん価格」値下げセールや、価格見直しの第一弾として主力商品100品目を値下げした「トップバリュ」が好調だったことから、スーパーマーケット事業は堅調に推移した。

一方、消費環境の低迷や、全国的な気温の上昇もあり、冬物商材の動きが鈍化。衣料や住居余暇の売上が伸び悩んだ総合スーパー事業のほか、衣料を中心とした専門店事業は不振だった。中国・アジア事業とディベロッパー事業は堅調に推移した。

主な連結各社の2月度の月次売上高前期比伸び率をみると、イオンリテールの全店8.4%減、既存店7.9%減。イオン北海道全店7.0%減、既存店5.6%減、イオン九州全店3.1%減、既存店7.1%減、マイカル全店8.5%減、既存店8.4%減。

マックスバリュ北海道全店23.5%増、既存店5.0%減。マックスバリュ東北全店0.7%増、既存店5.9%減。マックスバリュ東海全店2.8%増、既存店6.1%減。マックスバリュ中部全店1.6%増、既存店0.9%減。マックスバリュ西日本全店7.4%増、既存店0.2%増。

ミニストップ全店3.8%増、既存店3.4%増。ブルーグラス全店21.1%減、既存店20.6%減。コックス全店横ばい、既存店11.3%減。イオンファンタジー全店9.5%減、既存店14.1%減。

業態別開閉店を見ると、総合スーパーは開店1店舗、閉店4店舗で期末店舗数は603店舗。スーパーマーケットは開店4店舗で、期末店舗数は1231店舗。スーパーセンターは開閉店なしで、期末店舗数は31店舗だった。

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