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イオン/11月度の売上高9.4%減の3981億円

2010年01月03日 / 月次

イオンが12月29日に発表した11月度の連結営業売上高は前年同月比9.4%減の3981億円だった。

11月度は、歳暮やクリスマスケーキの予約販売、暖房器具と寝具、インフルエンザ対策商品などの販売強化を行ったが、厳しい消費環境が続くとともに、気温の変動が激しかったこともあり、全体の売上は低調となった。

しかし、グループ1000店舗で展開する機能性肌着「トップバリュヒートファクト」が好調に推移するなど、「トップバリュ」の売上は前年を上回った。

衣料を中心とする厳しい売上状況により、GMS事業、専門店事業は低調に推移し、SM事業は、低価格化の推進により買上点数を伸ばし、また、計画的な出店や業態転換の実施などにより、前年を上回った。

主な連結各社では、イオンリテールが全店売上高9.0%減、既存店8.5%減、イオン北海道は全店6.8%減、既存店6.8%減、イオン九州の全店8.1%減、既存店9.5%減、マイカルは全店9.9%減、既存店9.1%減だった。

マックスバリュ北海道は全店3.0%減、既存店5.2%減、マックスバリュ東北が全店5.4%減、既存店5.6%減、マックスバリュ東海は全店11.2%増、既存店では10.1%減、マックスバリュ中部が全店3.3%増、既存店0.8%減、マックスバリュ西日本は全店1.3%増、既存店5.6%減だった。

ミニストップは全店で5.3%減、既存店では6.5%減。

ブルーグラスは全店29.6%減、既存店23.3%減、コックスが全店20%減、既存店19.0%減、イオンファンタジーも全店で21.0%減、既存店で21.5%減と大幅に減少している。

なお、イオンクレジットサービスの取扱高はカードショッピングが2.4%増、キャッシングが10.8%減だった。

態別開閉店店舗数はGMS(総合スーパー)が閉店1店舗で604店舗、SM(スーパーマーケット)は4店舗の開店で1258店舗、SuC(スーパーセンター)は増減なしで33店舗。

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