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ゼンショー/売上高8.6%増、経常利益66%増

2009年11月11日 / 決算

ゼンショーが11月11日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は1623億3000万円(前年同期比8.6%増)、営業利益67億7800万円(52.8%増)、経常利益62億600万円(66.8%増)、当期利益28億2300万円(8.1%増)となった。

第2四半期は、216店舗を出店する一方、17店舗を退店し、期末店舗数は3847店舗となった。部門別の概況は、牛丼カテゴリーの店舗数は166店舗を出店し、1791店舗となった。内訳はすき家1322店舗、なか卯469店舗(フランチャイズ58店舗を含む)。

営業面では、4月に牛丼価格の350円から20円値下げした。カレーも380円から50円値下げし、来店客の支持を得た。なか卯では出店による業容拡大を図り、季節限定商品の投入や既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化などで収益力の強化に努めた。牛丼カテゴリーの売上高は618億8900万円となった。

ファミリーレストランカテゴリーの店舗数は、35店舗を出店し13店舗を退店した他、グループの他の業態からの転換を8店舗、グループの他の業態への転換を6店舗行い1501店舗となった。

主な内訳はココスジャパン563店舗(ライセンシー84店舗を含む)、サンデーサン253店舗、ビッグボーイジャパン307店舗、米カリフォルニア州のカタリーナ・レストラン・グループ190店舗(フランチャイズ21店舗を含む)。ファミリーレストランカテゴリーの売上高は745億8400万円だった。

ファストフードカテゴリーの店舗数は、10店舗の出店と3店舗の退店、他業態への転換を8店舗行い308店舗となった。内訳は、大和フーヅ104店舗、GMフーズ107店舗、日本ウェンディーズ71店舗、はま寿司26店舗。ファストフードカテゴリーの売上高は121億3900万円となった。

通期は売上高3469億2700万円(11.8%増)、営業利益115億1200万円(47.8%増)、経常利益90億円(45.7%増)、当期利益26億8300万円(8.5%増)を見込んでいる。

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