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ゼンショー/売上高12.0%増だが経常利益62.3%減

2009年02月13日 / 決算

ゼンショーが2月12日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は2316億5600万円(前年同期比12.0%増)、営業利益54億7500万円(53.1%減)、経常利益43億7000万円(62.3%減)、当期利益20億1300万円(50.3%減)の増収減益となった。

部門別の状況は、牛丼カテゴリーで224店舗の出店、1店舗の退店、グループ内の他業態からの転換を1店舗行い期末店舗数は1559店舗となった。内訳はすき家1160店舗、なか卯399店舗(フランチャイズ60店舗を含む)。なか卯は8月に、アニメキャラクターを起用したキャンペーンを行うなどで来店強化を狙った。牛丼カテゴリーの売上高は、866億3700万円となった。

ファミリーレストランカテゴリーは10月、首都圏に華屋与兵衛169店舗と華の家2店舗(9月末現在)を展開する華屋与兵衛株式の過半数を取得し、連結対象とした。69店舗を出店、8店舗退店し、グループ内の他業態からの転換を12店舗、他業態への転換を8店舗行い、華屋与兵衛の169店舗の増加もあり、1474店舗となった。

内訳はサンデーサン業態からココス業態への業態転換を25店舗もあり、ココスジャパン連結550店舗(ライセンシー84店舗を含む)、サンデーサン251店舗、ビッグボーイジャパン296店舗、米カタリーナ・レストラン・グループ197店舗(フランチャイズ24店舗を含む)、華屋与兵衛169店舗など。ファミリーレストランカテゴリーの売上高は1056億5600万円となった

ファストフードカテゴリーのの店舗数は、23店舗の出店、16店舗の退店、他業態への転換を1店舗行い310店舗となった。内訳は、大和フーヅ102店舗、GMフーズ109店舗、日本ウェンディーズ74店舗、はま寿司25店舗。売上高は180億4800万円となった。焼肉カテゴリーの店舗数は、3店舗を出店、2店舗を退店し、他業態からの転換を3店舗、他業態への転換を8店舗行った結果、96店舗となった。内訳はぎゅあん60店舗、宝島36店舗。焼肉カテゴリーの売上高は84億3400万円となった。

通期の業績予測は事業環境の悪化は継続すると見通し、業績予測を修正した。修正後の予測値は全社売上高3105億円(9.9%増)、営業利益71億円(53.5%減)、経常利益53億円(62.6%減)、当期利益20億5000万円(60.5%減)と減収に転じる見通し。

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