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コンビニの「見切り販売」/8割以上が購入意欲あり

2010年02月04日 / トピックス

インターワイヤード運営のネットリサーチサービス会社、ディムスドライブが2月4日に発表した「コンビニエンスストアに関するアンケート」によると、コンビニエンスストア利用者の8割以上が「見切り販売」の商品への購入意欲があることが分かった。

販売期限が迫った商品を値引きして販売する「見切り販売」について、コンビニエンスストアに「見切り販売」商品があった場合の購入意向を尋ねたところ、「購入したい」44.3%、「まあ購入したい」36.8%となり、購入意向者は81.1%と8割以上にのぼった。

年代別では20代が最も購入意向が高く、88.0%と9割近くで、30代以上は年代が上がるごとに購入意向者が減っているが、最も少ない60代以上でも69%で、7割近くと高い数値となった。

また、「見切り販売」をするか「廃棄するか」については、86.8%が「見切り販売」を選択し、購入意向と同じく高い値で、「廃棄してほしい」は1.4%とわずかだった

調査は、2009年9月2日~17日に実施。ディムスドライブ登録モニター8317人の回答によって調査結果をまとめた。

67.5%が「週に1回以上」利用。1人暮らしでは12.2%が「毎日」利用すると回答した。1人暮らしの人は同居家族が居る人よりも利用頻度が高いことが分かった。

よく利用する店舗の利用理由は、「家や会社/学校から近いから」が71.9%、「行き慣れているから」30.5%、「ポイントカードや電子マネーを持っているから」22.9%、「車で行きやすいから」20.0%と続いた。

「お弁当・おにぎり・パン・デザートなどが美味しいから」は18.0%と5番目で、「商品の良さ」よりも「近さ」や「行きやすさ」が決め手になっていることがうかがえる結果となった。

よく利用するチェーン上位7つについて、アクセス以外の項目で利用理由の回答を比較してみると、ローソン、ファミリーマート、am/pmの3店舗は「ポイントカードや電子マネーを持っているから」がトップ。セブンイレブンとミニストップでは「弁当・おにぎり・パン・デザートなどがおいしいから」が最多で、チェーンによって特徴が見られる。

セブンイレブンについては「ATMサービスがあるから」が24.4%に達している。

■調査結果の詳細
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2010/100204

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