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資生堂/12月の国内売上6%減

2013年02月04日 / 海外

資生堂が発表した2012年12月の国内販売会社売上は、前年同月比6%減となった。トイレタリーが前年を大きく下回ったことなどが影響した。

カウンセリング化粧品は、「クレ・ド・ポー ボーテ」やグローバルブランド「SHISEIDO」が年末商戦で好調に推移したものの、「マキアージュ」のファンデーションなどが低調で、全体では前年を下回った。

セルフ化粧品は、「アクアレーベル」や「インテグレート」が引き続き好調に推移したものの、「UNO」や「マシェリ」は厳しい競争環境のなか、前年割れとなり、全体でも前年を若干下回った。

海外の足もと状況については、欧米の化粧品市場は米州が堅調に推移しているものの、欧州は景気の先行き不安を背景に引き続き弱い動きとなった。

一方、アジア・オセアニアの化粧品市場は、中国ではテンポがやや鈍化しながらも拡大を続けており、その他のアジアにおいても総じて拡大傾向となった。

同社の2012年度第4四半期の海外売上は、大きな比重を占める中国が前年を下回った影響が大きく、全体でも前年を下回る水準となった。

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