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しまむら/2009年2月期第3四半期の業績は横ばい、売上高3063億円

2008年12月28日 / 決算

しまむらが12月26日に発表した2009年2月期第3四半期の業績は、売上高3063億7700万円(前年同期比1.4%増)、営業利益253億4100万円(0.9%増)、経常利益256億2400万円(0.4%減)、当期利益144億400万円(0.5%減)とほぼ横這いだった。

同社グループは積極的な出店を進め、全事業で73店舗を開設して、総店舗数は1,532店舗となった。

主力のしまむら事業は、トレンドファッションのコーディネート提案を引き続き強化しながら、下期からチラシでの仕掛けを強化、10月度・11月度にグループ1500店舗達成記念の感謝セールで安さを強くアピールした。

また、売場をゆとりある買いやすい陳列とするため、婦人売場や紳士売場に内通路を設け、陳列器材間の幅を拡大する改善を進めた。

これらの結果11月度は既存店1店舗当たりの客数が前年を上回り、商品在庫は前年同月を下回る効率の改善が進んでいる。

新規店舗の開設は当第3四半期までに40店舗を開設し1,115店舗となり、既存店舗11店舗の建替えと、店舗年齢の高い67店舗で大規模な改装を行い最新の標準型店舗として活性化を進めた。

この結果、既存店売上高は前年同期比3.4%減、全店売上高は1.1%増と回復してきた。

ベビー・トドラー用品を専門に扱うバースデイ事業は、商品調達部門を衣料品と雑貨の2部体制に分け、新規11店舗の開設を加えた全95店舗の売上高は8.0%増。

女性のファッション雑貨を扱うシャンブル事業も、商品調達部門を衣料品とインテリア・雑貨等の2部体制に分け強化を進めたが、新規2店舗を加えた全65店舗の売上高は客単価の減少により4.4%減と。

女性向けのカジュアルシューズを扱うディバロ事業は、新規開設4店舗を加えた10店舗の営業で、売上高は13.7%増となり、事業の基礎作りを引き続き進めている。

若者向け事業の子会社アベイルは、16店舗を新たに開設して219店舗となり、店舗レイアウトや陳列改善、商品管理レベルの向上に努め、既存店売上高は2.9%減、全店売上高は4.6%増。

台湾で事業展開する思夢楽は当期の新設はなく既存の28店舗で、天候不順の影響で全店売上高は前年同期比6.8%減(NT$ベース)。

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