どん/当期損失28億円、来期も2億7300万円損失見込む
2010年04月13日 / 決算
どんが4月13日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は249億2300万円(前年同期比11.5%減)、営業損失8億3600万円(前期は4億9000万円の営業利益)、経常損失10億7000万円(3億2500万円の経常利益)、当期損失28億5100万円(7100万円の当期利益)となった。
ステーキのどん業態での食中毒事故発生などの影響で売上高が減少した。
利益面では全社的な業務改革を断行し、店舗の生産性向上による人件費の低減、材料仕入れコストの低減など、大幅なコスト削減に努めた。
特別損失として来期の業績回復を推進するため、不採算店舗の閉鎖の方針に関する決定を行うなど、減損損失12億2000万円、店舗閉鎖損失引当金繰入額4億5700万円などを計上した。
店舗面では、関東地区にしゃぶしゃぶどん亭を10店舗、フォルクスを1店舗出店。また契約満了に伴いフォルクスの2店舗を閉店したほか、貸主側の事情による契約解除に伴い、ステーキのどんを1店舗、しゃぶしゃぶどん亭を1店舗閉店し、不採算店舗の閉鎖の方針によりステーキのどんを1店舗閉店。期末店舗数は195店舗となった。
来期は原価率の低減、継続的な賃料引下交渉による固定費の低減などを行い、売上高222億1300万円(10.9%減)、営業利益3億3600万円、経常利益1億2300万円、当期損失2億7300万円を見込んでいる。
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