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ポプラ/通期の売上高0.5%減、当期損失28億円

2009年04月11日 / 決算

ポプラが4月10日発表した2009年2月期連結業績によると、売上高620億2000万円(前年同期比0.5%減)、営業利益7億5400万円(2.7%増)、経常利益8億2400万円(1.7%増)、当期損失28億6900万円(前期は7500万円の当期利益)となった。

2008年6月からの新しい体制下で、厳格な基準での資産の徹底見直しによる約30億円の減損計上、不採算直営店の閉鎖、店舗・工場や商品センターへの設備投資、物流の再編などの効率化の追求やインフラ整備を行うと同時に、高い接客レベルを目標に徹底した従業員教育の実施や、効率的で迅速な接客を達成するための店舗運営関係マニュアルの刷新などの取組みを行ってきた。

チェーンイメージの刷新と接客向上の象徴としてユニフォームの全面リニューアル実施や、人材育成。社員の向上心を伸ばすことを目的とした新人事制度の導入、商品・システム部門の集約による効率化の追求などを実施した。新規出店数は19店舗(閉店73店舗、純減54店舗)、期末現在の店舗数は701店舗となった。

事業別にみると、フランチャイズ加盟店舗に対する卸売上については、消費の低迷などの影響により、売上高182億2500万円(9.5%減)となった。小売売上については、Taspo効果などの影響により、売上高は363億4300万円(3.4%増)となった。

次期の連結業績の見通しについては、売上高610億3100万円(1.6%減)、営業利益8億7800万円(16.4%増)、経常利益9億500万円(9.8%増)、当期利益1億7000万円を見込んでいる。

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