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どん/通期営業利益10倍、黒字転換

2009年04月14日 / 決算

どんが4月13日発表した2009年2月期の業績によると、売上高281億6100万円(前年同期比4.7%減)、営業利益4億9000万円(1066.6%増)、経常利益3億2500万円(前期は2億1100万円の経常損失)、当期利益7100万円(11億4500万円の当期損失)となった。

同社は、2008年8月に吉野家ホールディングスの連結子会社となっている。

店舗面では、関東地区に「しゃぶしゃぶどん亭」を1店舗新設。関西地区で2店舗閉鎖。期末時点の店舗数は189店舗となった。商品面では、3月と9月にメニュー改定を実施した。肉類の長期契約による仕入れ価格の安定と原料調達の範囲拡大により価格上昇リスクを回避している。

関西九州地区では、京都に関西工場を2008年10月に立ち上げ、同地区の製造物流拠点として活動を開始した。営業面では、顧客からの意見を記録した「カスタマーボイスノート」を有効活用したほか、調査会社による店舗の覆面調査を実施した。

ステーキのどん業態改革プロジェクトを発足し、東日本地区では、「分煙改装実施(5店舗)・和膳メニュー・エクセレントカフェ導入」、西日本地区では「日替わりランチ・和膳メニュー・DONDONハンバーグ、エクセレントカフェ導入」などの施策を実施した。

2010年2月期の業績は、売上高291億3000万円、営業利益6億700万円、経常利益3億7700万円、当期利益7500万円を見込んでいる。

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