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アプレシオ/既存店立て直しなどで大幅減益、営業損失3億9200万円

2008年11月24日 / 決算

漫画喫茶など複合カフェチェーンを展開するアプレシオが11月21日に発表した2008年9月期決算によると、売上高30億1100万円(前期比16.5%減)、営業損失3億9200万円(前期は7億1400万円の営業損失)、経常損失4億3000万円(6億9700万円の経常損失)、当期損失6億8900万円(12億7600万円の当期損失)と、前期比で赤字幅が減少した。

同期は、積極的にフランチャイズ開発を行う一方、直営店を中心に出店立地の多様化や、店舗・業態イメージの改善に努めた。しかし、直営既存店の建て直しに予想以上に時間がかかり、フランチャイズ店の出店が4店舗にとどまるなど減収減益となった。このため、、2009年度の業績回復の為、不採算店舗の閉鎖と閉鎖店舗減損損失の引当金計上で、同期も赤字計上となった。

通期はリラクゼーションコンテンツの拡充、従業員の育成などで業績の回復を図る。通期業績は赤字を脱し、売上高31億円(5.3%増)、営業利益4000万円、経常利益2000万円、当期利益1000万円と小幅ながら利益率は改善する見込み。

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