イエローハット/仕入先見直しと店舗譲渡で営業利益5億7300万円
2009年11月07日 / 決算
イエローハットが11月6日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は434億1400万円(前年同期比5.6%増)、営業利益5億7300万円(前期は12億6800万円の営業損失)、経常利益6億5800万円(7億8900万円の経常損失)、当期利益4億6100万円(30億1300万円の当期損失)となった。
第2四半期の売上高はETC車載器販売が好調に推移し、各種の営業施策や店舗指導の強化による店舗売上の向上などで増収となった。売上総利益は、店舗譲渡や閉店による大幅な減少があったものの、仕入原価の低減のため仕入先の見直しなどを行い、1.5%減の110億1000万円となった。
また、直営店の店舗譲渡に伴う設備費と人件費の減少により、販売費・一般管理費も16.2%減となり、増益に結びついた。
売上高の部門別内訳は、卸売部門は244億7200万円と22億4900万円・10.1%増。小売部門は157億4000万円と21億2300万円・11.9%減となった。
主力のカー用品等販売事業の状況は、5月、9月に新店舗を開店し、6月に1店舗を閉店した。6月には1店舗をグループ企業より譲受している。子会社の運営店舗では7月に1店舗を開店し、期末国内店舗数は直営店59店舗、子会社店65店舗、グループ店361店舗の計485店舗。海外店舗数は2店舗で国内外の総店舗数は505店舗となった。
カー用品等販売事業の売上高は402億4400万円し1億1900万円・0.3%増となった。営業利益は3億2300万円と18億4600万円の増益だった
通期は売上高925億円(3.2%増)、営業利益20億5000万円(633.4%増)、経常利益22億円(120.2%増)、当期利益15億5000万円を見込んでいる。