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イエローハット/最終赤字20億円

2009年05月15日 / 決算

イエローハットが5月15日発表した2009年3月期業績によると、売上高896億1400万円(前年同期比15.9%減)、営業利益2億7900万円(前期は5億700万円の営業損失)、経常利益9億9900万円(243.5%増)、当期損失20億4300万円(34億7000万円の当期損失)となった。

アイ・シー・エスからの「オートテック」や「ピット100」の屋号を持つ店舗の譲受けや、追加経済対策によるETC車載器特需があったが、連結子会社ホームセンターサンコーの売却、カー用品市場全体の低迷による小売・卸売の落込み、不採算店の閉鎖などの影響があり、減収となった。販売費・一般管理費は、店舗譲渡による設備費削減、人件費の抑制により54億600万円(18.3%)減少し、241億1500万円。営業利益、経常利益ともに増大した。

売上高の部門別内訳については、卸売部門は493億8600万円で1億7100万円(0.3%)の減収、小売部門は381億5700万円で168億400万円(30.6%)の減収となった。

カー用品等販売事業の売上高は876億2900万円(4.3%減)、営業損失1億9500万円となった。

2010年3月期の連結業績予想は、売上高912億9900万円、営業利益11億5600万円、経常利益11億9000万円、当期利益3億4400万円を見込んでいる。

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