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イオンクレジットサービス/2009年2月期第3四半期、円高の影響で、減収減益

2008年12月28日 / 決算

イオンクレジットサービスが12月26日に発表した2009年2月期第3四半期の業績は、キャッシング市場規模全体の縮小による影響や海外事業において急激な円高の影響を受け、売上高1322億9800万円(前年同期比2.5%減)、営業利益224億2200万円(13.2%減)、経常利益226億3300万円(12.8%減)、当期利益103億2300万円(22.5%減)と減収減益となった。

国内事業は、イオンカードを中心に、提携先企業やインターネットを通じた会員拡大に取り組み、カード会員数は期首より69万人純増の1,622万人に拡大した。

また、リボ払い専用カードの会員募集を強化で、リボルビング払いと分割払いの債権残高を966億4000万円(28.3%増)に拡大し、稼働会員数は期首より62万人純増の976万人、カードショッピング取扱高は1兆4967億5300万円(16.0%増)と順調に拡大した。

電子マネー事業では、WAON一体型イオンカードの会員募集強化やイオン店舗におけるWAONの売上促進、グループ外企業へWAON加盟店の展開を開始した結果、WAONの発行枚数が650万枚(11月30日現在)に増加したことにより、第3四半期累計のSUICA・IDを含めた電子マネーの取扱高は1310億7300万円、月間取扱高は期初より約3.4倍に拡大した。

海外事業は、海外のカード会員数が、2008年11月現在で300万人を突破し、業績は、カードショッピングに加え、電子マネーをはじめとする新たな事業が順調に拡大したが、キャッシング市場規模全体の縮小による影響と海外事業において急激な円高の影響を受けた。

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