流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオンモール/第1四半期、不動産収入増などで売上高11.2%増

2009年06月24日 / 決算

イオンモールが6月24日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は341億700万円(前年同期比11.2%増)、営業利益89億8800万円(6.4%増)、経常利益88億1900万円(5.7%増)、当期利益54億4000万円(2.1%増)となった。

販売費・一般管理費は経費管理の徹底で23億8400万円(4.3%減)、営業原価は、事業規模の拡大により227億3400万円(15.2%増)となり、営業総利益は113億7200万円(3.9%増)となった。特別損益は、特別利益として百貨店退店に伴う違約金等11億3100百万円、既存ショッピングセンター(SC)活性化に伴う固定資産除却等5億4600万円を特別損失として計上した。店舗面では、4月21日にmozo wondercity(愛知県)、29日にイオンモール広島祇園(広島県)を開店した。

既存SCではイオンモール秋田(秋田県)、イオンモールつがる柏(青森県)、イオンモール三光(大分県)の活性化を実施し、4月24日に3SCをリニューアル開店。イオンモール秋田は、前年10月に退店した中三百貨店跡を専門店ゾーンに変更、専門店数は140-171店となる。イオンモールつがる柏も専門店数は80店-100店となり、イオンモール三光では、専門店の移動・改装を中心とした活性化を実施した。

既存店ベース(45SC)の不動産賃貸収入308 億8400万円(1.0%増)に加え、新規SC(前連結会計年度4SC、同期2SC)の不動産賃貸収入32億2300万円の寄与もあり、増収増益となった。

通期は売上高1430億円、営業利益395億円、経常利益375億円、当期利益216億円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧