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イオンモール/売上高1割増、営業利益2.3%増

2009年09月29日 / 決算

イオンモールが9月29日に発表した2010年2月期第2四半期業績によると、売上高684億2000万円(前年同月比10.2%増)、営業利益167億8200万円(2.3%増)、経常利益163億5700万円(2.9%増)、当期利益93億5000万円(0.6%増)となった。

ことし4月、愛知県にモゾワンダーシティを開設し、好調に推移している。続いて同月、イオンモール広島祇園を開設。既存SCでは、イオンモール秋田、イオンモールつがる柏、イオンモール三光を同月にリニューアルオープンした。

活性化ビジネスでは、7月に東日本旅客鉄道との共同事業である土浦駅ビルを全館リニューアルし、名称も新たにペルチ土浦(茨城県)としてオープンした。土浦駅ビルは2008年7月に一旦閉店し、東日本旅客鉄道からコンセプトの企画、専門店誘致などを受託、運営管理も行っていく。

既存店ベース(45SC)の不動産賃貸収入614億6200万円(0.7%減)に加え、新規SC(前連結会計年度4SC、第1四半期連結会計期間2SC)の不動産賃貸収入69億5700万円の寄与もあり、第2四半期連結累計期間の売上高は684億2000万円(10.2%増)となった。

営業利益は、事業規模拡大に伴うコストが増加する一方、設備維持費を中心とした削減に取り組んだ結果、2.3%増。経常利益は、営業外収益が13億円(81.5%増)、営業外費用が17億2500万円(40.8%増)となった結果、2.9%増。

特別損益では、特別利益として百貨店退店に伴う違約金など11億3100万円、特別損失として既存SC活性化に伴う固定資産除却等11億9300万円を計上した。

通期業績予想は、売上高1430億円、営業利益395億円、経常利益375億円、当期利益216億円の見通し。

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