流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオンリテール/4月の全店売上高6.2%減

2009年05月12日 / 月次

イオンリテールが5月12日に発表した4月(3月21日-4月20日)の営業概況によると、全店売上高は1425億円(前年同月比6.2%減)だった。

4月の実績は、同日対前年同月比売上高が6.2%減、同曜対前年同月比売上高が5.9%減と減少。来客数は同日対比では2.9%増、同曜対比は3.2%増と増加した。客単価は同日対比が8.9%減、同曜対比が8.8%減となった。

既存店実績では、売上高が同日対比で4.8%減、同曜対比は4.5%減だった。来客数は同日対比で2.4%増、同曜対比で2.6%増。客単価は同日対比で7.1%減、同曜対比で7.0%減となった。

店舗状況はマックスバリュエクスプレス川口末広店、まいばすけっと川崎下平間店など5店舗を出店し、閉店は見られなかった。これで月末店舗数はGMS249店舗、SM81店舗、その他92店舗の計422店舗となった。

入園・入学、新学期需要のピークに向け、品揃えの充実させ、お花見やゴールデン・ウィークのレジャー・帰省準備などの需要への対応を強化した。一方、4月前半は気温が比較的低く、衣料など季節商品の動向は厳しく推移した。イオンの新価格戦略に基づき、3月から値下げ対象商品を拡大した、プライベート・ブランド「トップバリュ」とナショナルブランド商品は大きく売上を伸びた。

4月18日には、トップバリュの低価格化を加速する「ベストプライスbyトップバリュ」の新商品の展開を開始、好調に推移しているという。食品を中心に全体の客数、買上点数が前年を上回り、既存店売上高伸び率は3月と比較して改善した。荒利益率は、食品では前年並みとなったが、全体では前年を下回った。販管費は既存比94.3%。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧