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エコス/固定費増で経常利益14.5%減

2008年10月16日 / 決算

エコスが10月15日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高622億5000万円(前期比0.8%増)、営業利益3億5100万円(18.5%減)、経常利益3億2800万円(14.5%減)、当期利益6億4100万円(1587.0%増)と当期利益の増益が目立つ内容となった。

出退店は、4月にエコス境SC店(茨城県猿島郡)、5月にエコス小川店(茨城県小美玉市)など計4店舗を新設。このほか既存店の競争力を高めるため5店舗を改装し、2店舗を閉鎖した。また将来の千葉エリアにおける出店拡大に備え、6月にエコス袖ヶ浦共同物流センター(千葉県袖ヶ浦市)を新設した。

商品面では、ニチリウグループのプライベートブランド「くらしモア」を積極的に展開し、生鮮食品の産地直送などを推進した。しかし、競合の値下げ攻勢などで苦戦し、販売促進費・人件費の一般管理費が膨らんだ。

下期は、埼玉県、千葉県に1店舗ずつ出店を計画。既存店の活性化策として店舗改装を継続する。エコス誕生10周年祭など販売促進活動を継続し集客につなげる。

通期の業績見通しは売上高1175 億円(4.5%減)、営業利益は7億円(0.1%増)、経常利益6億7000万円(7.7%増)、当期利益6億5000万円(1879.6%増)を見込む。

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