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良品計画/国内外で出店攻勢強化、売上高2.6%増、経常利益6.1%増

2008年10月16日 / 決算

良品計画が10月15日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高836億7000万円(前期比2.6%増)、営業利益91億8300万円(2.6%増)、経常利益96億1700万円(6.1%増)、当期利益54億4800万円(1.5%減)となった。

無印良品販売事業は、都心の大型店「MUJI新宿」、「無印良品グランデュオ蒲田」を新設、その他「無印良品ファクトリーアウトレット入間三井アウトレットパーク」(直営店)など14店舗(直営店9店舗を含む)を新設。改装は7店舗で実施し、4店舗を閉鎖した。販売状況では、衣服・雑貨が好調で、直営既存店売上が伸長た。一方、生活雑貨は大型家具や小物新商品は売上増につなげたが、主力のファブリック商品は引き続き苦戦した。

食品は主力の菓子は不調、新規レトルト商品が好調だった。またインターネット販売は引き続き好調に推移。海外店舗の出退店状況では、英伊独に1店舗ずつを新規開店。香港、韓国、上海にも同様に1店舗を開店した。一方英国で3店舗、上海1店舗を閉鎖した。
 
その他事業では、ムジ・ネットの住宅販売が順調に増加。新商品の「窓の家」の発売も業績を押し上げた。またイデーが1店舗の物販店を新設し、企画営業の強化に乗り出した。

通期は、引き続き厳しい経営環境を予測。継続して「なるほど無印良品」の開発強化と調達構造改革による原価コストの見直し、海外事業の拡大と基盤整備などに取り組む。通期売上高は1724億円(5.9%増)、経常利益201億円(8.0%増)、当期利益114億円(7.0%増)を見込む。

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