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サンデー/売上高6.8%減、経常損失2700万円

2009年09月29日 / 決算

サンデーが9月29日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は258億7500万円(前年同期比6.8%減)、営業利益2300万円(前期は6800万円の営業損失)、経常損失2700万円(1億2900万円の経常損失)、当期利益1億600万円(1400万円の当期損失)となった。

第2四半期はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」商品や選抜特価「とびきり価格」など低価格への取組による生活応援を実施。また、マイカード会員への取組として「お客さま感謝デー」の販促強化や、月1回の「ビッグサンデー」企画を導入した。

商品面では、家庭菜園の苗、用土、肥料などの園芸用品や健康の視点から見直されているサイクル、自転車修理への取組を強化し、園芸資材、サイクル、日用品部門は好調に推移。

一人当たり買上点数は、既存店前年同期比0.3%減と横ばいだが客単価は一品単価の下落で1.9%減となり、客数の減少も重なって売上高計画を下回った。

店舗状況はサンデーのホームセンター46店舗、イオンスーパーセンターへのコンセッショナリー参画15店舗、子会社のジョイ19店舗の計80店舗。店舗活性化策として、7月にサンデー盛岡店、ジョイ天童南店を改装した。

売上総利益高は、トップバリュ商品の拡販や共同仕入れ商品の値入改善、定番棚割の見直しなどで0.2 ポイントの粗利益率改善となったが、売上高減少により計画を下回った。

販売費・一般管理費では、人件費、販売促進費、設備費ともに徹底したコントロールで計画以上に削減し、特に販売促進費は店舗規模別販促計画に基づき、前期比68.8%まで削減できた。

通期は売上高513億円(3.4%減)、営業利益1億7200万円、経常利益1億1200万円、当期利益8400万円を見込んでいる。

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