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オリンピック/固定資産除却損で当期利益83%減

2010年01月12日 / 決算

オリンピックが1月12日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は807億7600万円(前年同期比6.1%減)、営業利益3億9000万円(38.5%減)、経常利益3億9500万円(34.4%減)、当期利益3900万円(83.7%減)となった。

第3四半期は、新店舗形態の「Olympicおりーぶ」をモデルに、ブランドの専門店化を図った。また9月から10月にかけて都内に2店舗を出店し、業容の拡大に努めたが、天候不順の影響で季節商品が低迷し、売上高は減収となった。

利益面では値入率の改善と商品群ごとの管理を徹底。販売価格の見直しやロスの低減に努め、粗利益の改善を図った。

経費面では、販売促進の見直しや前年度の閉店で改善は進んでいるが、都内2店舗の出店コストが発生したため、売上高減少による営業総利益の減少を補うまでには至らなかった。さらに固定資産除却損などを特別損失として計上したため、当期利益に影響した。

通期は売上高1140億円(0.3%減)、営業利益11億円(39.9%増)、経常利益10億円(34.7%増)、当期利益5億円(26.0%増)を見込んでいる。

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