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ケーズHD/売上高横ばいだが営業利益39%増

2008年11月11日 / 決算

ケーズホールディングスが11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は2770億1000万円(前期比0.3%減)、営業利益46億9600万円(39.3%増)、経常利益81億8300万円(4.5%増)、当期利益41億9400万円(0.09%増)と売上高で微減を記録した。

商品別の動向では、薄型テレビが北京オリンピックの影響で販売数量が増加。またDVDプレーヤーもブルーレイへの規格統一で、薄型テレビとのセット販売などが奏功した。またエアコンや冷蔵庫などの白物家電も好調だった。2007年12月に販売を開始した、米国ベストバイ社の「ロケット フィッシュ」ブランドも取扱アイテム数を順次拡大、積極的な営業活動を展開した。

同期は、4月1日にフランチャイズのフジヤが子会社のデンコードーと、6月1日にフランチャイズのセブンデンキが同じく子会社の九州ケーズデンキとそれぞれ合併。また6月30日にヒダカ電器商会と株式交換を行い、7月1日に子会社の関西ケーズデンキと合併した。出退店状況では直営店13店、フランチャイズ店1店を開設して、直営店12店を閉鎖。経営効率の改善を図った。

通期は出店計画などとの兼ね合いで、業績予測を修正した。修正後の売上高は6000億円(当初予測より1.6%減)で、営業利益などの修正はない。

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