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バルス/PB商品の拡充などで大幅な増収増益、売上高21%増

2009年03月09日 / 決算

バルスが3月9日に発表した2009年1月期決算によると、売上高は367億6100万円(前年同期比21.2%増)、営業利益32億6900万円(73.8%増)、経常利益31億800万円(82.1%増)、当期利益16億5100万円(34.8%増)の増収増益となった。

基幹ブランド「Francfranc」の収益力の向上、「BALS TOKYO」の採算性改善、前年度に立ち上げた新ブランド「About a girl by Francfranc」の事業モデルの確立などを目指した。また、販売施策としてFrancfrancメンバーズカードの発行、オフィシャルオンラインショップの開設など顧客利便性の向上にも取り組んだ。商品面では、付加価値を高めるべく、よりデザイン性や情報発信性の高いプライベート商品の開発に注力し、既存店売上高の増加につながった。

出退店状況では、国内に28店舗を出店し期末店舗数は143店舗(うち海外4店舗)となった。Francfrancブランドは東京都を中心に全国に幅広く出店しアウトレット業態の「Francfranc BAZAR」は、4-10月に埼玉県入間市、仙台市宮城野区などに出店。「About a girl by Francfranc」も東京都、千葉県、大阪市に集中的に出店した。10月はFrancfrancの仙台市の店舗をAbout a girl by Francfrancに業態転換した。

一方、BALS HONG KONG LIMITEDが運営するShatinShopなど7店舗を閉店し、各ブランド別の期末店舗数はFrancfranc95店舗(うち海外3店舗)、Francfranc BAZAR19店舗 、BALS TOKYO4店舗(うち海外1店舗)、About a girl by Francfranc15店舗、J-PERIOD4店舗、HERVE GAMBS3店舗、リアルフリートが運営するデザイン家電の直営小売店amadana store3店舗となった。

来期は売上高375億5000万円(2.1%増)、営業利益34億7000万円(6.1%増)、経常利益34億4000万円(10.7%増)、当期利益17億1000万円(3.5%増)と引き続き増収増益を見込む。

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