流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





コナカ/子会社のフィットハウスでデリバティブ評価損発生

2008年12月24日 / 決算

コナカは12月22日、連結子会社であるフィットハウスにデリバティブ評価損94億3400万円が発生したと発表した。2009年9月期第1四半期決算の営業外費用に、評価損として計上する。

フィットハウスは商品の約半分を海外から輸入しており、総仕入額約170億円の約85 億円が輸入額だが(ユーロ建て約6割、ドル建て約4割)、その半分程度について国内金融機関と、ドル・ユーロの通貨スワップ契約と通貨オプション契約を締結している。

為替変動リスク回避と商品の安定的な仕入れのためだが、10月以降の急激な円高で同契約でのデリバティブ評価損が拡大し今回の評価損発生となった。

コナカでは、現在の為替水準ならユーロで実現益、ドルで実現損が発生することになるためトータルでは相殺されると見込んでいる。さらに、残り半分の仕入額では、円高による仕入価格低減のメリットが発生するともしている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧