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コナカ/客数が減少し、当期損失12億2000万円

2008年11月17日 / 決算

コナカが11月14日に発表した2008年9月期決算によると、売上高は686億6400万円(前年同期比20.6%増)、営業損失は2900万円(前年同期では11億1000万円の利益)、経常利益は14億8600万円(33.6%減)、当期損失は12億1900万円(前年同期では5億9400万円の損失)となった。消費活動の低迷や、天候不順によって客数が減少し、総じて苦戦した結果となった。

ファッション事業は、温水シャワーで汚れを洗い流せるウールスーツ「シャワークリーンスーツ」の販売を推進し、エコリサイクルキャンペーンを実施した。

店舗の状況をみると、佐藤可士和氏監修のSUIT SELECTへのブランドリニュアルと新業態KONAKA THE FLAGなど都内の主要ターミナル駅や商業施設などへの出店のほか、移転や建替増床を含む15店舗の新規出店と既存店舗の改装を行った。また、23店舗の閉鎖を行い、店舗総数は432店舗。このため、売上高は669億3800万円、営業損失6100万円。

レストラン事業は、「ベーカリーレストランサンマルク」を中心に、ダイレクトメールによる記念日フルコース料理の案内等の販売促進活動に注力し、売上高は17億4200万円、営業利益は3100万円。

来期の見通しは、売上高は848億8300万円、営業利益は33億5800万円、経常利益は46億4700万円、当期利益は19億2200万円を見込んでいる。

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