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コメ兵/経費コントロール効果で第2四半期の当期利益を大幅に上方修正

2009年10月26日 / 決算

コメ兵は10月26日、5月8日に発表した2010年3月期第2四半期、通期の個別業績予測値を修正した。

修正後の予測値は第2四半期の売上高が112億2400万円(当初予測値より1.6%減)、営業利益3億8000万円(138.5%増)、経常利益3億7400万円(165.9%増)、当期利益2億2000万円(316.9%増)の上方修正となった。

通期は売上高238億5500万円(変更なし)、営業利益7億9500万円(14.4%増)、経常利益7億7200万円(15.8%増)、当期利益4億4400万円(24.1%増)と同様に上方修正となった。

第2四半期は前年度後半に、売上高総利益率が低位となった在庫を早期処分し、売上高総利益率の確保が難しい新品商品の仕入抑制に努めた。また、適正な買取・販売価格の設定に注力し、売上高総利益率の管理を強化した。

経費面では時間外勤務の抑制による人件費の削減など、諸経費のコントロールを徹底した。これらの取組で売上高は減収となるが、利益面では想定以上に売上高総利益率を改善し、販売費・一般管理費を削減できる見込みのため、上方修正した。

通期の売上高は、第2四半期の前回予想と今回の予想との増減率が小さいことなどで変更せず、利益面は第2四半期の売上高総利益率の管理、経費コントロールの強化による効果が通期でも寄与すると見込み修正した。

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