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サガミチェーン/内食化傾向などで売上減、第1四半期は売上高13%減

2009年06月02日 / 決算

サガミチェーンが6月2日に発表した2010年1月期第1四半期決算によると、売上高は54億3200万円(前年同期比13.1%減)、営業損失2億8600万円(前期は1億5700万円の営業損失)、経常損失2億8300万円(1億5800万円の経常損失)、当期損失4億200万円(2億4800万円の当期損失)となった。

主力の和食麺類部門で前期に引き続き経費削減計画を策定し、固定経費を削減する一方、全社販売促進企画の「サガミ春の大感謝祭」、「生活応援キャンペーン お子様メニュー半額フェア」を実施。外部からスイーツ専門家を招き、デザートのリニューアルを全店で実施するなどメニュー政策に加え、「素材新鮮 うにづくし」、「素材厳選 純鶏名古屋コーチン」など各種の料理フェアを実施した。

しかし内食化傾向や外食離れなどの影響で、既存店売上高は10.3%減、既存店客数は8.6%減となった。

店舗関係では、和泉店、八尾店を閉店し、業態転換のため津島店、東郷店、東浦店を閉鎖した。セルフサービス方式のどんどん庵部門では、全店販売促進企画「どんどん庵祭り」を実施し、桑名アピタ店を出店。直営店舗からフランチャイズ店舗への変更を1店舗で実施した。その他の部門では、業態転換により、あいそ家を3店舗開店、あんかけスパゲティのDONDONあんの平針店を閉鎖した。

通気は売上高240億円(6.2%減)、営業利益3億1000万円(16.0%増)、経常利益3億3000万円(45.0%増)、当期損失2500万円の見通し。

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