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サガミチェーン/売上高13.3%減、当期損失15億円

2009年12月02日 / 決算

サガミチェーンが12月2日に発表した2010年1月期第3四半期決算によると、売上高は167億2000万円(前年同期比13.3%減)、営業損失4億2200万円(前期は4200万円の営業利益)、経常損失3億9500万円(3900万円の経常利益)、当期損失15億3000万円(3億1300万円の当期損失)となった。

主力の和食麺類部門では、前期に続き経費削減計画を策定し固定経費を削減する一方、全店販売を促進する各種企画を実施した。また、麺と和食を組み合わせ、利用動機に応じて選択できる秋冬メニューの販売、各種の料理フェアを実施したものの外食離れなどの影響で既存店売上高は9.0%減、既存店客数は5.3%減と減少した。

店舗関係では、貝塚店など8店舗に加え業態転換のため6店舗を閉鎖した。セルフサービス方式のどんどん庵部門は、全店販売促進企画「どんどん庵祭り」を4回実施し、3店舗を出店する一方3店舗を閉店した。

その他の部門では、中国上海市で展開する盛賀美を1店舗出店し、ベーカリーショップを展開するボンパナ1店舗、あいそ家6店舗を業態転換で出店する一方、盛賀美1店舗、DONDONあん2店舗を閉鎖した。

通期は売上高229億5000万円(10.3%減)、営業損失3億5000万円、経常損失3億2000万円、当期損失18億7000万円を見込んでいる。

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