流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





サガミチェーン/材料費高騰などが影響し減収減益、当期損失3億円

2008年11月28日 / 決算

サガミチェーンが11月28日に発表した2009年1月期第3四半期決算によると、売上高192億8200万円(前期比2.2%減)、営業利益4200万円(81.5%減)、経常利益3900万円(85.9%減)、当期損失3億1300万円の大幅減益となった。

主力の和食麺類部門で全店一斉に「サガミ東証一部上場10周年大感謝祭」などのイベントを実施。素材厳選料理フェアや旅行券プレゼントキャンペーンなどを行うなど、集客の積極化に務めた。3月からは食材・資源価格を商品価格に転嫁し、客単価は上昇したものの、燃料・諸物価高騰のあおりで既存店売上高は前年同期比2.5%減、既存店客数は4.7%減となった。

出退店状況は、新規出店が岐阜県の1店舗、閉店は3店舗となった。期末累計店舗数は170店舗。

どんどん庵部門では、全店販売促進企画を3回実施し、2店舗を新規出店。また、直営店舗からフランチャイズ店舗への変更を5店舗、フランチャイズ店舗から直営店舗への変更を3店舗で実施。閉店は3店舗だった。

これにより期末直営店舗数は24店舗、フランチャイズ店舗は59店舗となった。その他の部門では、新規出店としてあいそ家1店舗を開店し、じゅうはち家1店舗を新規業態に変更。さがみ庭1店舗を閉店し、業態別の店舗数はじゅうはち家1店舗、あいそ家4店舗、さがみ庭2店舗、盛賀美3店舗、DONDONあん4店舗(フランチャイズ2店舗)、Bon Pana2店舗、OVER JOY1店舗となった。

通期の業績予測は特に修正しておらず、売上高258億3000万円(2.4%減)、営業利益2億9500万円(25.5%減)、経常利益3億500万円(35.0%減)、当期損失1億円をそれぞれ見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧